爪ケアリストは
強くしなやかで美しい健康なお爪へと導きます。
そのために爪の構造に関わる箇所を
一つ一つ丁寧にケアし育てていくわけなのですが
今日はその中でも
「トッププレート」
について書いていこうと思います。
爪は三層の繊維が縦、横、縦と重なって一枚の爪を形成しています。
一番下の層はがアンダープレート(腹爪)
縦のケラチン繊維からなり薄く平らで柔らかい層。
真ん中の層はミドルプレート(中爪)
横のケラチン繊維からなり三層の中で最も分厚く弾力を持ち合わせた柔らかい層。
そして一番上の層がトッププレート(背爪)
縦のケラチン繊維からなり薄く平らな緻密な層で三層の中で唯一硬い層。
この三層で硬く柔軟性のある一枚の爪を作り出しています。
爪の強度を作る要素はいくつかありますが
このトッププレートも強度を作る一つであり欠かせません。
またトッププレートは菌の進入を防ぐバリア機能の役割も担っています。
トッププレートが薄いお爪はどんなトラブルが起こると思いますか?
唯一の硬い層が薄いということは強度が弱いということ。
・爪が薄い
・爪が柔らかい
・亀裂が入りやすい
・爪が欠けやすい
・爪が反りやすくなる
といったトラブルが起こりやすくなります。
因みに、、、
二枚爪はトッププレートが剥がれてしまうことを言いますが
トッププレートを守っても育てても二枚爪は解消されません。
爪の構造を知ってる方は分かると思いますが
二枚爪の原因はトッププレートとは別のところにありますからね。
ジェルネイルでは爪の表面に傷を入れますが
これはトッププレートに傷を入れるということ。
トッププレートは薄い層なのでこの傷の入れ方を間違えると簡単に削れます。
そうなれば爪が薄くなったり、爪が柔くなるのは必然です。
ジェルネイルのサンディングはただ全体に傷を入れれば良いというものではありません。
傷を入れるのと削るのとでは全く違います。
削ってしまうと爪が傷むどころかグリーンネイルにもなりやすくなります。
他にもジェルネイルの持ちが悪くなったり
薄くなった爪に爪に合っていないジェルをのせると爪先が反ります。
ですのでお客様の爪が傷むことなく、薄くなることなく、
安全にジェルネイルを楽しんで頂くためには
トッププレートを守り育てることは必須条件となります。
ジェルをすると爪が傷む、し続けると持ちが悪くなるというのは嘘です。
本来はその逆です。
現にJOCOのお客様はどんどん爪が健康になっています。
残念ながら爪が傷んだり、グリーンネイルになってしまわれた方は
様々な要因が考えられますが
このトッププレートを守り育ててもらえなかった人もいるでしょう。
あなたのトッププレートはどんな状態ですか?
最近では男性やスポーツ選手も爪のお手入れをする方が増えてきています。
野球選手
陸上選手
サッカー選手
体操選手 etc..
どんな競技もパフォーマンスをあげるならトッププレートを育てることは必須です。
人工爪などを使って補強する方法もありますが
人工爪をつけると危険だったり、つけてはいけない競技もあります。
なのでトッププレートを育てることが結果安全で一番良いです。
JOCOケアでは爪の強度を育てる中の一つに
トッププレートを守りながら育てるケア
があります。
それは爪やすりのかけ方から既に始まっており
キューティクルケアでも保湿方法でも
ケアの様々な過程でトッププレートを守り育てる小さなポイントがいくつもあります。
ケアだけに限らずジェルネイルの時も同様です。
ジェルネイルのオフ時、サンディング(表面の傷入れ)、
ジェルの選び方、のせ方の中に
トッププレートを守り育てるポイントがいくつもあります。
私たち爪ケアリストの施術は
たった一層守り育てるだけでも沢山の見えないこだわりが詰まっています。
現代はバエの時代ですが気付かれない繊細な作業工程に
お客様の爪を守り育てる理論と愛情がたっぷり詰め込まれています。
だからJOCOのサロンに通うお客様からこんなお言葉をよく頂きます。
「爪がケアし始めて強くなった」
「爪が折れることがなくなった」
「ジェルの持ちがどんどんよくなった」
「いつジェルを外しても安心して自爪に戻れる」
etc…
そんなお客様の嬉しそうなお言葉や笑顔を見ると
JOCOを作って良かったと嬉しくなります。
JOCOの登録サロンをご利用頂きありがとうございます。
今回は健康な爪に導くための一つ、
「トッププレート」について書いてみました。
トッププレート一つだけでも奥が深いです。それが爪の面白さ。
他にも守り育てる箇所は沢山ありますがそれはまたいつか書きますね。
自爪にしても、ジェルネイルを楽しむにしても
「トッププレートを守り育てましょう!!」